ニュース

中央 海外遠征

香港国際競走コメント

2021年12月15日 10時05分

香港ヴァーズ
《1着》グローリーヴェイズ(牡6歳、美浦・尾関厩舎)
尾関知人調教師:前回は初めての香港だったので体重が減った部分があったのですが、2度目の香港で体重も落ちずにリラックスしていたので、この馬の力は出せる状態でレースに臨むことができました。2年前と同じくモレイラ騎手に騎乗してもらいましたが、クレバーかつ大胆な素晴らしい騎乗で、この馬を勝利に導いてくれたと思います。このような状況で素晴らしい開催を実施していただいたことに感謝しています。
J.モレイラ騎手:自信があったので、とても楽しんで乗ることができました。想定どおりのレース運びでした。ロスをしないようラチ沿いに付けてスムーズな走りができたと思います。終いは確実に伸びてくれる馬なので、進路を確保するだけで十分でした。圧勝でしたね。

《5着》ステイフーリッシュ(牡6歳、栗東・矢作厩舎)
矢作芳人調教師:ワンペースなところがあるので、積極的に騎乗するように指示を出しました。やりたいことはできましたし、初めての海外遠征でも力は出し切ってくれたと思います。

香港スプリント
《2着》レシステンシア(牝4歳、栗東・松下厩舎)
松下武士調教師:隣の6番の馬がゲート内でうるさかった影響なのか、出負けしてしまいましたが、ジョッキーが上手く内に入れてくれました。2着でしたが、いつも精一杯走ってくれる馬で本当に頭が下がります。
C.スミヨン騎手:良い走りでした。残念ながらコーナーでアクシデントがあり、転倒した馬を避けるため内に切れ込まざるをえませんでした。直線では勝馬に内から押されながらも、よく頑張ってくれたと思います。1400mより長い距離の方が、より彼女の力を発揮できるように感じます。」

《競走中止》ピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無厩舎)
音無秀孝調教師:何と言って良いのか、不可抗力なので、大変残念ですが、こればかりは仕方がないと思います。

香港マイル
《3着》サリオス(牡4歳、美浦・堀厩舎)
土明充生調教助手:コロナ禍にも関わらず招待していただき、香港ジョッキークラブはじめ関係者の皆様に感謝の気持ちで一杯です。初めての海外遠征でしたが、環境への慣れも早く、今日のレースでも力は出し切れたと感じています。最内枠ということで、レース前は積極的な競馬をという指示をしていました。直線では内側が荒れていたので、最後は馬場の良い大外に出してくれましたし、思っていた通りの競馬をしてくれました。馬もジョッキーも頑張ってくれたと思います。
D.レーン 騎手:この馬に騎乗できて光栄です。初の海外遠征でしたが、良い走りでした。全力を出し切れました。この遠征で成長しましたし、次回はもっと良くなると思います。

《5着》インディチャンプ(牡6歳、栗東・音無厩舎)
音無秀孝調教師:もう少し上の着順を期待していましたが。でも、無事に最後まで走り切ることができました。クラブからの発表でご存じだと思いますが、このレースで引退となります。GⅠを2勝もしてくれた立派な馬です。長い間、頑張ってくれて本当にお疲れさまでした。応援ありがとうございました。
C.スミヨン騎手:少し出遅れてしまったのが残念です。直線でもあまり伸びがありませんでした。

《6着》ヴァンドギャルド(牡5歳、栗東・藤原英厩舎)
藤原英昭調教師:理想どおりの完璧なレースをしてくれました。最後は世界との差が出ましたが、ジョッキーも上手に乗ってくれて、人馬ともに素晴らしいレースだったと思います。

《8着》ダノンキングリー(牡5歳、美浦・萩原厩舎)
萩原清調教師:負けてしまったことは残念です。敗因はわかりませんが、今後また分析していきたいと思います。

香港カップ
《1着》ラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作厩舎)
矢作芳人調教師:アメリカからアンカレッジ経由で香港に移動した時は少し調子が落ちてしまい正直心配したのですが、それを立て直した彼女自身とスタッフには尊敬の念しかありません。これで引退してしまうのは寂しいのですが、彼女の子どもを早く見たいという気持ちも大きいです。本当に素晴らしい馬と巡り合えて調教師として感激しています。多くの応援をいただきありがとうございました。

《2着》ヒシイグアス(牡5歳、美浦・堀厩舎)
土明充生調教助手:初の海外遠征で、多少慣れるのに時間がかかりましたが、その中でもよくあの着差で頑張ってくれたと思います。レースに関しては、大外枠は不利だと考えていたため、ロスなく運んでほしいという指示でした。位置取りは思ったより後ろからになったものの、直線では作戦通り、馬場の荒れた内を避けて外から脚を使ってくれました。着差が着差だけに勝ってほしかったです。
J.モレイラ騎手:堀調教師がいい状態だと言っていたので楽しみにしていました。レースでは粘り強く構えて、残り600mあたりで仕掛けるといい反応を見せてくれました。残り300mあたりで内にモタれてしまったのが残念でしたが、GⅠを取る力のある馬だと証明してくれたと思います。

《6着》レイパパレ(牝4歳、栗東・高野厩舎)
高野友和調教師:馬はよく頑張ったと思います。スタートで後手を踏み、馬群の中で競馬をすることになったことは、いつものレイパパレのレースとは違う形でした。折り合いについては気にしていたほどではなく、ギリギリ我慢できていましたが、進路を遮られたところから末脚を発揮するには至りませんでしたね。でも、諦めずに頑張ってくれました。
C.スミヨン騎手:いい走りでしたが、コーナーで不利があったのが残念です。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ