11月18日の名古屋競馬第2Rでリアルスピードが1着となり、同馬に騎乗した宮下瞳騎手(44歳、愛地・竹口勝利厩舎所属)が、95年10月22日の初騎乗以来、11439戦目で地方競馬通算1000勝を達成した。国内の女性騎手が1000勝を達成したのは中央・地方を通じて初めて。同騎手は05年に従来の女性騎手の通算最多勝記録を塗り替え、11年に長男を授かり一度騎手を引退。長男、次男を出産したあとの16年に騎手免許試験を再受験して復帰した。20年には女性騎手初の年間100勝も達成している。ポルタディソーニで制した18、20年の梅見月杯など地方重賞5勝。
宮下騎手:出産を経て騎手に復帰した時は、この数字はとても遠いものに感じていました。ここまで勝利を重ねることができたのは、馬主、関係者、ファンの方、私の周りの多くの方の支えがあったからだと思います。これからも感謝の気持ちを忘れず、そして二人の息子たちに世界一かっこいいママの背中を見せられるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。