12月11日の中山競馬第1Rでロープスピニング(牝2歳)が1着となり、同馬を管理する武藤善則調教師(54歳、美浦)が、03年3月2日の管理馬初出走以来、4918戦目でJRA通算300勝を達成した。現役68人目。重賞はセラフィックロンプで制した08、10年愛知杯、ザラストロで制した12年新潟2歳S(いずれもGⅢ)の3勝。
武藤師:299勝から足踏み状態が続いて、2カ月かかってようやく節目の300勝でホッとしています。一生懸命やっていくスタンスはこれからも変わりありませんが、馬主さんあっての調教師なので、この先も一人一人の馬主さんと良好な関係を築きつつ、少しでも素材のいい馬を預けていただけるよう努力していきたいと思います。