IFHA(国際競馬統括機関連盟)から今年1月1日から11月7日までの世界の主要競走を対象とした「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表され、レーティング120以上の50頭が掲載された。前回の発表以降ではブリーダーズカップの諸競走、クイーンエリザベスⅡ世ステークス、天皇賞・秋、チャンピオンステークスなどが新たな対象。
トップはブリーダーズカップクラシックを制したニックスゴーで、レーティングは128。前回の6位タイから一気に浮上した。2位タイは、前回トップタイだったアダイヤー、ミシュリフ、セントマークスバシリカの3頭で、レーティングは127。アダイヤーとミシュリフはチャンピオンステークスに出走したが、それぞれ5、4着だった。5位タイはパレスピアとトルカータータッソの2頭で、レーティングは125。7位タイはバーイードとネイチャーストリップの2頭で、レーティングは124。クイーンエリザベスⅡ世ステークスを制したバーイードが前回15位タイから順位を上げた。
日本調教馬の掲載は6頭。天皇賞・秋を制したエフフォーリアが前回21位タイから9位へ(レーティング123)。同レース2着のコントレイルが新たに掲載され、グランアレグリアと並んでレーティング121で22位タイ。クロノジェネシス、グローリーヴェイズ、シャフリヤールは120で29位タイとなっている。