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ラヴズオンリーユーがBCフィリー&メアターフ優勝

2021年11月07日 06時20分

現地時間の11月6日(日本時間7日朝)にアメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップフィリー&メアターフ(GⅠ、芝2200m、12頭立て)でラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作厩舎、川田騎手)が1着となった。ブリーダーズカップで日本調教馬が優勝するのは史上初。勝ち時計は2分13秒87(良馬場)。2着にマイシスターナット、3着にウォーライクゴッデス。

矢作師:海外遠征に来てこれほど順調に来られるようなことはなかなかありませんし、力的にもラヴズオンリーユーは一番強いと思っていましたので、自信をもって送り出しました。道中は厳しい位置取りになってしまいましたし、レース展開も決して良いものではありませんでした。それだけに馬の強さが際立っていたと思います。ジョッキーも非常にガッツある騎乗でしたし、一緒に勝つことができてこんなに嬉しいことはありません。日本で弟子の坂井瑠星が重賞を勝って、良い勢いをつけてくれました。アメリカ最大の競馬の祭典であるブリーダーズカップで日本の競馬の力を見せることができて良かったです。

川田騎手:なかなかきつい流れで思い通りではありませんでしたが、最善を尽くせたと思います。最後の直線も良いコースを走ってくれて、しっかりと勝ち切ってくれました。本当に嬉しいです。興奮して覚えてはいませんが、ゴール板を通過した後は思わず拳を握ってしまったかもしれません。今回の遠征にあたり、日本の関係者やファンの想いを叶えることができて嬉しく思います。関係者の皆様に感謝したいです。また、この舞台に立つことができ
て誇りに思います。

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