レパードS(GⅢ)で重賞初制覇を遂げたメイショウムラクモ(牡3歳、美浦・和田勇厩舎)は、今年のみやこS(GⅢ)登録馬中、唯一の3歳馬。今年のJRA“古馬重賞”では3歳馬が8勝を挙げているが、いずれも芝のレースでの勝利。メイショウムラクモが勝てば、世代初のJRA“古馬ダート重賞”制覇となる。みやこSは2010年の創設以来、3歳馬の勝利はない。また、今年のみやこSには、2019年の勝ち馬ヴェンジェンス(牡8歳、栗東・大根田厩舎)、前年の覇者クリンチャー(牡7歳、栗東・宮本厩舎)が出走する予定。みやこSでは7歳以上馬の勝利もないが、ヴェンジェンス、クリンチャーは史上初のみやこS2勝目を挙げることができるかどうか。