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クロノジェネシス7着、ディープボンド14着──凱旋門賞

2021年10月03日 23時45分

10月3日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(GⅠ、芝2400m、14頭立て)にクロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇厩舎、O.マーフィー騎手)、ディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍厩舎、M.バルザローナ騎手)が出走し、クロノジェネシスが7着、ディープボンドは14着となった。

勝ったのはドイツ調教馬トルカータータッソ(牡4歳、M.ヴァイス厩舎、R.ピーヒュレク騎手)で勝ち時計は2分37秒62(重)。3/4馬身差の2着にタルナワ、更に短アタマ差の3着にハリケーンレーン。父にディープインパクトを持つ日本産馬スノーフォールは6着、武豊騎手騎乗のブルームは11着だった。

7着クロノジェネシス
斉藤崇師:落ち着いてレースができましたし、良いポジションで競馬ができたと思います。直線に向いてからも良い手応えでしたが、重い馬場にのめって最後は疲れてしまいました。

マーフィー騎手:ペースが速くなりそうだったので、馬群の外から時間をかけてポジションを取りに行きました。道中はスムーズに進んでいましたし、最後の直線に向いた時もまだ良い感じでした。しかし、ゴーサインを出した時、加速できませんでした。重馬場といっても日本の重馬場とは違いました。勝てなかったのは残念ですが、彼女は良い状態でスタッフはとても良くやってくれました。彼女がスターホースであることに変わりはありません。

14着ディープボンド
大久保龍師:今回は残念な結果になりました。今週の雨でディープボンドには未知の経験と言えるほどの重い馬場となってしまいました。期待はありましたが、バルザローナ騎手からは前に付けられなかったとの話もあり、力尽きたようです。故障をしたのかと心配しましたが馬体に異状はありませんでしたので、これから立て直していきたいと思います。

バルザローナ騎手:この馬にはタフ過ぎるレースになりました。馬が疲れてしまいました。

11着ブルーム
武豊騎手:ゲートの出は遅かったもののうまくリカバリーでき、良いポジションで進めましたが、直線に入ってからあまり手応えがなくなってしまいました。A.オブライエン調教師に足を上げて騎乗させてもらい誇らしい気持ちになりましたし、また来年も来て、そして勝ちたいです。

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