9月12日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われたフォワ賞(GⅡ、芝2400m)で、C.デムーロ騎手が騎乗したディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍厩舎)が優勝した。同馬は好発から単騎マイペースで先行。残り1000m付近から引き離しにかかり、2番手から追いすがるブルームに1馬身半の差をつけて1着でゴールした。勝ち時計は2分31秒82(良馬場)。
大久保龍師:こちらの馬との対戦がどうかなと思うところはあったのですが、今4歳でどんどん成長していて、こちらの重い芝に適性があるとは思っていました。オーナーが菊花賞の後あたりから凱旋門賞を意識されていて、阪神大賞典の後くらいから特に強く意識されていたと思います。第100回の節目の凱旋門賞に自信を持って向かいたいと思います。
C.デムーロ騎手:逃げたのは私のプランでした。ワンペースの馬なので、行く馬がいなかったらと思って乗りました。ディープボンドには今日のような馬場が合っていると思います。凱旋門賞に向けて素晴らしいチケットをもらいました。