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エンゲルブレヒト=ブレスゲス氏がIFHA新会長に就任

2021年09月09日 16時27分

国際競馬統括機関連盟(IFHA)は、設立以来、会長を務めてきたルイ・ロマネ氏が10月に同職から退くことを発表。新会長にウインフリート・エンゲルブレヒト=ブレスゲス氏(香港ジョッキークラブ最高経営責任者)を選出したことを発表した。任期は21年10月~24年10月。また、副会長にジム・ギャグリアーノ氏(米国ジョッキークラブ理事長)、ブライアン・カバナー氏(ホースレーシングアイルランド最高経営責任者を9月末に退任し、11月からはカラ競馬場の最高経営責任者に就任予定)、後藤 正幸氏(日本中央競馬会理事長)、オラシオ・エスポシート氏(南米競馬機構国際担当アドバイザー)の4名が選出された。なお、前会長のロマネ氏は、IFHAへの多大な貢献が認められ、執行協議会から名誉会長として任命され、10月に就任する。

ロマネ氏:94年3月にIFHAが発足して以来、会長職を務められたことは大変名誉で、光栄なことであり、喜びでもあります。27年間会長を務め、私はこの素晴らしいスポーツが世界中で発展してきたことを誇りに思っています。次期会長と副会長は、IFHA執行協議会と協力しながら、IFHAと国際競馬をより発展させてくれるものと信じています。ウインフリートがIFHA会長に就任したことを心から祝福したいと思います。彼は、競馬の世界的組織を将来的に更なる高いレベルに引き上げるために必要なビジョン、エネルギー、優れたリーダーシップの資質を持っていると確信しています。

エンゲルブレヒト=ブレスゲス氏:ルイが成し遂げたIFHAへの顕著で持続的な貢献を再現できる人はいないでしょう。彼は、人生を競馬の発展のために捧げてきました。競馬の国際化を推進し、国際競走を支えるための条件を整え、推進するために長きにわたり尽力されてきました。また、禁止薬のない競馬の推進に断固として取り組み、特に『競馬と生産及び賭事に関する国際協約(通称:パリ協約)』の第6条を大幅に見直しました。また、IFHAのガバナンスを強化することにも取り組んできました。その結果、よりグローバルに統合された近代的な組織が設立されることとなりました。IFHAメンバーの豊富な専門的知識、才能、経験を活用しながら、その拠点については引き続きIFHAの精神とも言えるパリに置かれます。これにより、IFHAとそのメンバーがグローバルかつ劇的に変化する世界の課題に対応してくための強力なプラットフォームが確立されることになります。ルイの後継者として、またIFHAの第2代会長として任命されたことを大変光栄に思います。

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