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ドゥラメンテが死ぬ

2021年09月01日 12時20分

15年皐月賞、東京優駿を制したドゥラメンテ(牡9歳)が急性大腸炎のため8月31日の午後7時に死んだ。同馬は前記GⅠ2競走に優勝し、15年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出され、競走馬を引退したあとは北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションにて種牡馬として繋養されていた。

社台SS事務局 徳武英介氏:1週間ほど前から右前肢の蹄冠部外傷の治療をしており、良化途中でしたが、前日30日より腸炎の兆候があり、その後急激に悪化してしまいました。今年の種付けシーズンも元気に過ごしていただけに信じられないでいます。日本屈指の名牝系出身で日本のチャンピオンサイアー5頭を重ねた名馬の早逝だけに、関係者の皆様、ファンの皆様には大変申し訳なく思っております。種牡馬としても頂点を期待されていましたので、残された産駒たちの応援を引き続きお願いいたします。ドゥラメンテの功績に感謝しつつ、心よりご冥福をお祈りいたします。

堀師:これまでも強い精神力で困難に打ち勝ってきた馬だけに、今回の事態も克服してくれるものと揺るぎない信頼を寄せていたのですが、突然の訃報に驚きました。いくら言葉を尽くしても伝えられないほど、深い悲しみのなかにいます。最高のサラブレッドの一頭であり、優秀な後継を残してほしいと願っていましたので、まだ9歳と若いにもかかわらず、前途が絶たれたのが残念でなりません。ファンの皆様には暖かいご声援をいただき、誠にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

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