競走馬として活躍し、種牡馬としても多数のGⅠ馬を送ったガリレオが、左前肢の持病のために安楽死となったことが7月10日、アイルランドのサラブレッド統括組織クールモアのホームページ上で伝えられた。23歳。同馬はA.オブライエン調教師の管理馬として競走馬生活を送り、通算成績は8戦6勝。無敗のまま英愛ダービー、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを制し、GⅠ計3勝。続く愛チャンピオンSではファンタスティックライトと歴史的な激闘を演じた(2着)。種牡馬としても、14戦無敗、GⅠ10勝のフランケル、2頭の凱旋門賞馬(16年ファウンド、19年ヴァルトガイスト)が輩出。現役ではGⅠ5勝のラブなどがおり、7月10日のベルモントダービーを制したボリショイバレエで産駒のGⅠウィナーは92頭となった。