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インティの父ケイムホームが死ぬ

2021年07月10日 08時55分

日本軽種馬協会九州種馬場で繋養されていたケイムホーム(牡22歳、父ゴーンウエスト)が、7月8日夜に急性腹症のため死んだ。同馬はアメリカでの現役時代に12戦9勝。パシフィッククラシックなどGⅠ3勝を含む重賞8勝を挙げた。また、同馬が制した02年アファームドH(GⅢ)は名手C.マッキャロン元騎手の引退レースとしても知られる。引退後は03年からアメリカで種牡馬として供用されたあと日本へ輸入され、08年より静内種馬場にて供用を開始。19年フェブラリーS(GⅠ)を制したインティ、16年武蔵野S(GⅢ)を制したタガノトネール、12年ファンタジーS(GⅢ)を制したサウンドリアーナなどの活躍馬を出した。18年からは九州種馬場で供用されていた。

九州種馬場 本田博代壽獣医師:今年の種付シーズンを無事に終えたところで、突然の別れとなり、大変残念です。普段は温厚で扱いやすい反面、オスとしての強さ、根性を持っていた馬でした。私自身、種牡馬管理の大変さを多く学びました。これまで、九州の馬産発展に大きく貢献してくれました。残された産駒の今後の活躍を期待いたします。これまでケイムホームをご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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