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2021ドバイワールドカップデー日本馬の近況──3月23日

2021年03月24日 10時10分

3月27日(土)にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーに出走を予定している日本調教馬のうち、3月23日に追い切りを行った2頭の調教状況および関係者のコメントは以下の通り。

ドバイワールドカップ(GⅠ、ダート2000m)
●チュウワウィザード(牡6歳、栗東・大久保龍厩舎)
ダートコース 追い切り 戸崎騎手騎乗

大久保龍師:気持ち良く走っていて、良い追い切りができました。サウジアラビアのダートに比べると、砂質が細かいという印象を受けました。枠順に関しては真ん中あたりが良いと思っています。

戸崎騎手:今日の指示は、これまでにある程度やっているので、普通にゆったり目で入って、基本的には任せるという感じでした。少し伸ばす感じで、気持ち良く走らせるイメージで騎乗しました。前回のサウジアラビアの時よりも行きっぷりが良く、状態の良さと良い意味での前向きさが感じられます。前走も状態が悪いわけではなかったのですが、今回の方が気持ちの面で上がっているかなと思いました。今回改めて距離も伸びますし、2ターンなので期待しています。

ドバイシーマクラシック(GⅠ、芝2410m)
●クロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇厩舎)
芝コース 追い切り 北村友騎手騎乗

和田保長助手:今日の調教は芝コースで北村 友一 騎手が騎乗して追い切りました。騎手の話では動きは良いそうで順調です。明日は乗り運動程度になると思います。

北村友騎手:指示は3角からスピードアップし、そんなに強い負荷はいらないので、リラックスして直線で身体を使えるようにとのことでした。初めてメイダンの芝で騎乗し、もっとクッションが効いているかと思っていましたが、想像よりも硬かったです。地盤がしっかりしている感じで、芝は良いコンディションだと思います。この硬さは、クロノジェネシスにとって問題ないと思います。初めての飛行機による輸送にも関わらず、良い状態で持って来られて、この馬のタフさやメンタルの強さを実感して、凄いと思いました。こちらでは、普段も厩舎では穏やかで、リラックスして過ごしています。ゲート練習やゲートボーイに関しては、これから相談したいと思います。私自身も初めての海外なので、クロノジェネシスと初めて同士、頑張りたいと思います。

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