シーザリオ
05年に日米のオークスを制し、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬および最優秀父内国産馬を受賞し、現役引退後はノーザンファーム(北海道勇払郡安平町)において繁殖牝馬として供用されていたシーザリオ(牝、父スペシャルウィーク)が、2月27日に子宮周囲の動脈断裂による出血性ショックのため死んだ。19歳だった。
ノーザンファーム・吉田勝己代表:突然のことでただただ驚き、胸を締め付けられる思いです。日米オークス制覇の輝かしい競走実績だけでなく、初年度産駒から3冠牝馬輩出のエピファネイア、産駒が先日のサウジダービーを制したリオンディーズ、そして今年からスタッド入りしたサートゥルナーリアと、3頭の種牡馬を産んだ彼女には感謝の言葉しかありません。牧場の礎を築いてくれたシーザリオが亡くなったことは、誠に残念でなりませんが、今は安らかに眠ってほしい思いでいっぱいです。