ブレイキングバッド 中央から転入緒戦となった前走は、ダッシュがつかず、流れ込みが精一杯の内容だったが、浦和の小回りに戸惑ったのではないか。速い時計にも対応できた東京未勝利の勝ちっぷりから、いいセンスを持ち合わせているのは明らか。初の古馬混合、初距離は大丈夫。

　ビービーブレイデン 昨夏に南関東からデビューの地である門別に再入厩。最終戦こそ球節捻挫のために出走を取り消しているものの、好位から測ったように差し切っての２連勝は伊達ではない。転厩緒戦となるが、馬体はすっきりと仕上がっており、いきなりから力を出し切れるはずだ。

　スピリア ３歳時は北斗盃、北海優駿、そして王冠賞。三冠路線のすべてに出走するなど、将来性十分の器だったのだが、昨年は１２戦を消化して５着入着が４度という戦績に終わった。久々は苦にしないが、長めから追われた最終追い切りでどこまで気合が乗ってくるかが焦点。