4月14日の福島競馬第10Rでがフルールが1着となり、同馬に騎乗した荻野極騎手(26歳、栗東・フリー)が16年3月5日の初騎乗以来、3661戦目でJRA通算200勝を達成した。現役では57人目。重賞はジャンダルムで制した22年オーシャンS、スプリンターズSの2勝。
荻野極騎手:まずは今まで走り抜けてくれた、一生懸命走ってくれた馬たちに感謝したい気持ちでいっぱいですし、乗せてくださった関係者の皆様、そしてお客様にも大変感謝しております。器用な馬だなとは思っていたので、自分から動く形をとりましたが、全てにおいて順調にレースを運んでくれました。馬の気持ちがすごく強く前に出てくれていたので、あとはその気持ちを切らせないようにというレース運びをしました。(200という数字は)もちろん意識はしていました。節目となってよかったです。今日はお集まりいただきありがとうございます。先日、藤岡康太さんがこの世を去り、みんな辛い思いをしていますが、僕たち騎手は命懸けで騎乗しています。藤岡康太さんの後輩としてこれからも前を向かなきゃいけないと思いますし、競馬界を担えるような人材になれるように命懸けで頑張っていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。