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連覇を目指したウシュバテソーロは2着――ドバイワールドカップ

2024年03月31日 11時30分

3月30日(日本時間31日)にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドカップ(G1、ダート2000m、12頭立て)に日本調教馬4頭が出走、ウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、川田騎手)が2着、ウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川厩舎、原騎手)が4着、ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎、B.ムルザバエフ騎手)が5着、デルマソトガケ(牡4歳、音無厩舎、O.マーフィー騎手)が6着となった。勝ったのはドバイ調教馬ローレルリバー(牡6歳、B.シーマー厩舎、T.オシェア騎手)。勝ち時計は2分02秒31(良)。なお、デルマソトガケは、騎乗予定だったルメール騎手が落馬負傷のため、O.マーフィー騎手に乗り替わりとなった。

2着ウシュバテソーロ
髙木登師:力を出して頑張ってくれました。2着という結果は残念でしたが、1着の馬が強かったですね。

川田騎手:とても具合良く競馬を迎えられて、彼らしく走りながらセニョールバスカドールはしっかりと捕まえてゴールに入ってくれたんですが、遥か先に勝ち馬がいました。ウシュバテソーロはウシュバテソーロで全力の走りをして、サウジカップで負けた相手を捕まえてくれたので、精一杯の走りをしてくれたと思います。

4着ウィルソンテソーロ
小手川師:悔しいですね。この景色を一度味わったら……。でも、ここまで来たということは、チャンスがないわけではないと思いますので、原優介騎手と一緒にG1を取りたいですね。

原騎手:馬はいい状態で持ってきてもらいました。位置取りがだいぶ後ろになってしまったので、もう1列前に行けていたら良かったかなと思います。国内に戻ってから、しっかり結果を出せるよう頑張っていきたいと思います。

5着ドゥラエレーデ
池添学師:やりたいレースはできました。外の勝った馬に早めに前に行かれて、キックバックがどうかと思いましたが、かからないようジョッキーが乗ってくれました。結果的には残念でしたが、馬の力は出せたのではないかと思います。

B.ムルザバエフ騎手:内側のポジションから今日はとてもいい走りをしてくれたと思います。

6着デルマソトガケ
音無師:ゲートの中でうるさかったのが誤算でした。昨年は逃げ切っているので、行ってほしかったんですが、あのゲートでは行けないですね。3コーナーくらいから手応えが怪しいなと思っていました。精神的な状態がどうだったかはちょっと分からないです。馬はまだ来年もあると思いますので、また頑張ってほしいと思います。

O.マーフィー騎手:よく反応してくれましたが、もう少し前でキックバックのないところを走りたかったです。機会をいただいて感謝しています。ルメール騎手の無事を祈っています。

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