3月30日(日本時間31日)にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシック(G1、芝2400m、12頭立て)に日本調教馬4頭が出走、シャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英厩舎、C.デムーロ騎手)が2着、リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田厩舎、川田騎手)が3着、ジャスティンパレス(牡5歳、栗東・杉山晴厩舎、J.モレイラ騎手)が4着、スターズオンアース(牝5歳、美浦・高柳瑞厩舎、L.デットーリ騎手)が8着となった。勝ったのはドバイ調教馬レベルスロマンス(セン6歳、C.アップルビー厩舎、W.ビュイック騎手)。勝ち時計は2分26秒72(良)。なお、スターズオンアースは騎乗予定だったルメール騎手は、落馬負傷のためL.デットーリ騎手に乗り替わりとなった。
2着シャフリヤール
藤原英師:最高の競馬でした。馬が成長しているように感じました。
C.デムーロ騎手:2、3番手からの競馬をしようと思って、うまくそのポジションで運べました。ペースが遅くてハミを噛むところはあったけど、2番手の勝ち馬と一緒に上がっていって、最後は左にモタれたけどよく頑張ってくれました。
3着リバティアイランド
中内田師:馬の具合は凄く良かったですし、レースも流れてくれていいところかと思っていましたが、このタフな馬場の影響なのか日本で見せていた切れ味が見られませんでした。ここまで応援してくださった皆さんや、サポートしてくださった皆さんに結果を出して応えたかったのですが、申し訳ない気持ちです。また改めてリバティアイランドのいい走りを皆さんに見ていただきたいと思います。
川田騎手:初めての海外遠征ではありましたけれども、よく対応してくれて順調にレースを迎えられたと思いますし、レース自体もとてもいい内容で走ってくれていて、直線もう少し動けるとありがたかったんですが、これが今日できる精一杯の走りだったなと感じるくらい馬は精一杯頑張っていましたので、これがいい経験になればと、今後のより良いステージに行くための経験となればと思います。
4着ジャスティンパレス
杉山晴師:日本の競馬のルーティンとは違ったシチュエーションのなかで、平常心を保ってレースに臨めたのは収穫だと思います。 悔しい結果でしたが、力を出し切れたことは良かったです。
モレイラ騎手:ゲートボーイのおかげでいいスタートを切ることができました。道中は長所のスタミナを生かして最後までバテずにいい脚で走ってくれましたが、ギアチェンジするところで置いていかれてしまいました。
8着スターズオンアース
高柳瑞師:直線では外にモタれてしまったと思います。いい仕上がりだと思っていましたが、最後は少し本来の力を出せませんでした。まだ現役は続けるので、次に向かって頑張ります。
L.デットーリ騎手:右にモタれてしまって、道中調整が必要でした。