3月30日にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー(G2、ダート1900m、11頭立て)に日本調教馬3頭が出走し、フォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作厩舎、坂井瑠騎手)が競り合いを制して優勝。勝ち時計は1分57秒89(良)。バロンドール(牡3歳、栗東・松永幹厩舎、横山典騎手)が6着、ジョージテソーロ(牡3歳、美浦・嘉藤厩舎、川田騎手)が10着となった。
1着フォーエバーヤング
矢作師:私事ですが、今朝、私の師匠でもある父が亡くなりました。彼のためにも、勝っていい報告ができて良かったです。サウジダービーの時は輸送で調子を落としていましたが、ドバイまで期間があり、いい回復になりました。総合力が高いので、自信を持って送り出せました。これからアメリカへの輸送があり、コンディショニングが難しいですが、うちのチームならやってくれると思います。万全の準備でケンタッキーダービーに向かいたいです。
坂井瑠騎手:前走より更に馬のコンディションが良かったですし、距離も延びてよりポジションが取りやすかったです。この馬を信頼して、自信を持って乗った結果の勝利だと思います。堂々とチャンピオンとしてケンタッキーに向かえる馬ですし、そのために準備をしていきたいです。