3月5日をもって引退する小桧山悟調教師(70歳、美浦)は、3月3日の中山競馬第8Rタケルジャック(11着/11頭立て)が最後の管理馬出走となった。96年3月2日の初出走以来、JRA通算7330戦218勝。重賞はトーラスジェミニで制した21年七夕賞(GⅢ)など5勝。
小桧山師:非常に恐縮しております。(最後のレース後に)武豊騎手が馬を降りた後、負けた馬で初めて口取りしようと言ってくれて、一緒に写真を撮りました。ありがたいことですね。(レースの結果は)自分らしいなと思いました。今日で引退する調教師仲間が1着の成績をあげているのに、武豊騎手に恥をかかせてしまったなと思いながら、それでも乗ってくれて本当にありがたかったです。このようなセレモニーをしてくださった皆さんに感謝しています。