ナランフレグ(牡6歳、美浦・宗像厩舎)がオーシャンS(GⅢ)で重賞初制覇を目指す。同馬は2走前のタンザナイトSでオープン初勝利を挙げ前走のシルクロードS(GⅢ)では3着に入った。ナランフレグは今回が5回目のJRA重賞挑戦となる。ナランフレグは父ゴールドアリュール、母ケリーズビューティという血統で、兄のインプレスウィナーは2014年のオーシャンSで4着に入った。父のゴールドアリュールは現役時代、主にダート戦で活躍し、2003年のフェブラリーS(GⅠ)など“統一ダートGⅠ”4勝を挙げた。産駒もダート戦で活躍する馬が多く見られ、JRA芝重賞勝ち馬はタケミカヅチ(2009年ダービー卿CT)、フーラブライド(2013年愛知杯、2014年中山牝馬S)の2頭だけ。Ⅴならゴールドアリュール産駒3頭目のJRA芝重賞勝ち馬となる。