JRAは4月8日、更に人と人との接触や移動を抑えるために、人馬の移動の抑制、競馬場における関係者の衛生環境の更なる整備を徹底するため、感染拡大防止の取組みの策を発表した。詳細は以下の通り。
◆競走馬の他ブロック競走への出走制限(4月18日(土)~5月3日(祝・日))
・他ブロックへの出走を不可とする。ただし、平地オープンおよび障害競走に限り、他ブロックへの出走を可とする。
※両トレーニング・センター所属馬における他ブロックの開催は以下の通り。
・美浦トレーニング・センター所属馬
→2回阪神競馬、3回京都競馬
・栗東トレーニング・センター所属馬
→3回中山競馬、2回東京競馬
◆競馬開催における騎手の移動制限(4月18日(土)~5月3日(祝・日))
・新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、競馬開催における騎手の移動を制限する。
・騎手の移動制限(節内移動の制限)
→土曜日と日曜日とで異なる競馬場に移動(節内移動)しての騎乗を不可とする。ただし、異なる競馬場の障害競走に騎乗する騎手に限り、節内移動を可とする。
◆「認定調整ルーム」の運用について(4月10日(金)~5月3日(祝・日))
・新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、騎手の感染リスクの軽減及び分散を目的として、通常の調整ルームの運用に加えて本会が認定する場所を「認定調整ルーム」として運用することとする。
なお、「認定調整ルーム」を利用する騎手には公正確保に係る事項を遵守させることとし、違背した場合には騎乗停止を含めた必要な処分を行う。
・本会が認定する場所(自宅、ホテル)を「認定調整ルーム」とし、騎乗当日に当該認定場所から競馬場への移動を認めることとする。