12月8日に香港のシャティン競馬場で行われた香港カップ(GⅠ、芝2000m)でウインブライト(牡6歳、美浦・畠山吉厩舎)が優勝した。
タイムワープがトップスタートを切り、内のグロリアスフォーエバーが2番手に控える構えを見せたためハナへ。出遅れたウインブライトもすぐさま挽回して3番手につけ、直後にマジックワンド。その後ろをライズハイが追走。道中は大きな動きなく、3~4角で馬群は凝縮。直線は前後差のない位置からの追い比べに。馬群の中ほどを渋太く伸びたウインブライトが残り150㍍で抜け出し、内のマジックワンド、外のライズハイの追い上げを凌ぎ4月のクイーンエリザベスⅡ世Cに続きシャティン競馬場2000㍍のGⅠ2勝目を挙げた。
1着ウインブライト
畠山吉師:夏以降の2戦は残念でしたが、香港に来てからは香港ジョッキークラブのサポートもあり、体調も上がって日に日に良くなりました。このレースは日本でも中継されているので、最高な日となりました。来年も選出されたら香港に来たいと思います。
松岡騎手:秋の2戦は不甲斐なかったのですが、香港に来てからは調子が良かったのでいけると思いました。右回りのこういうコース形態は彼に合っていると思っていました。ゴールの瞬間は頭くらい出ていると思いました。結果を出せて良かったです。