カペラS(GⅢ)連覇を狙うマル外コパノキッキング(セン4歳、栗東・村山厩舎)には、藤田菜騎手が騎乗する予定。コパノキッキングには、今年2月のフェブラリーS(5着)から藤田菜騎手が騎乗を続けており、10月の東京盃(大井)では、女性騎手初の“統一ダート重賞”制覇を飾った。また、前走のJBCスプリント(浦和)では、勝馬からクビ差の2着に入っている。JRA重賞競走では、短期免許で来日したR.ロケット騎手(新)が、02年中山大障害(J・GI)を制しており、これが女性騎手による唯一のJRA重賞勝利となっている。藤田菜騎手は、これまでJRA重賞に21回騎乗して4着が最高成績だが、22回目の挑戦で初勝利を挙げることができるかどうか。