京都ハイジャンプ(J・GⅡ)は、実施時期が5月に移った2009年以降、2013年を除いたすべての年で8歳以上のベテラン勢が3着以内に入っている。特に、2015年は10歳馬ルールプロスパーが1着、11歳馬マサライトが2着となり、JRA史上初の10歳以上馬によるワンツー決着となった。今年は登録馬11頭のうち、9歳のタマモプラネット(牡、栗東・南井厩舎)が最年長で、8歳馬ウインレーベン(牡、栗東・長谷川厩舎)、パッシングブリーズ(牡、栗東・浅見厩舎)の名前も見られる。なお、タマモプラネットは登録馬中唯一の障害重賞勝ち馬で、京都では昨年の京都ジャンプS(J・GⅢ)を制すなど7戦4勝2着2回と好成績。同馬には、2012年の阪神スプリングジャンプ以来、7年ぶりの重賞勝利を狙う小坂騎手が騎乗予定。
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