今年の3歳重賞では1戦1勝馬の好成績が目立っており、シンザン記念(GⅢ)ではヴァルディゼール、京成杯(GⅢ)ではラストドラフトが勝ち、いずれもレース史上初めて1戦1勝馬が優勝した。1戦1勝馬は、9日に実施されるクイーンC(GⅢ)にはミリオンドリームズ(美浦・藤沢和厩舎)、10日に実施される共同通信杯(GⅢ)にはゲバラ(牡、美浦・伊藤大厩舎)、シュヴァルツリーゼ(牡、美浦・堀厩舎)、マル外フォッサマグナ(牡、美浦・藤沢和厩舎)が登録しているが、今週の3歳重賞でも好成績を挙げることができるかどうか。
なお、ミリオンドリームズ、マル外フォッサマグナを管理する藤沢和師は、09年から10年連続でJRA重賞を制しており、今年重賞を勝てば、連続年重賞勝利記録が「11年」となる。