2月末で引退を迎える中村師(栗東)が、今週実施される重賞3競走に管理馬を登録している。77年に厩舎を開業し、今年が開業43年目となる同師は、1月21日現在、JRA出走回数は現役トップの9,126回で、通算719勝をマークしている。中村師は、26日の愛知杯(GⅢ)にキンショーユキヒメ(牝6歳)、27日の根岸S(GⅢ)にはヤマニンアンプリメ(牝5歳)、シルクロードS(GⅢ)にはナインテイルズ(牡8歳)を登録しているが、引退を前に重賞制覇を遂げることができるかどうか(※ヤマニンアンプリメは、1月21日現在、除外対象となっている)。
なお、ナインテイルズは、通算55戦目となった前走の淀短距離S(L)で、初めてオープンクラスでの勝利を挙げた。今回、同馬には“テン乗り”となる福永騎手が騎乗する予定だが、8歳にして重賞初制覇なるか注目される。