ダノンスマッシュ(牡4歳、栗東・安田隆厩舎)が、重賞連勝を狙う。同馬は、デビューから芝1400~1600メートル戦に出走を続けていたが、初の芝1200メートル戦出走となった昨年7月の函館日刊スポーツ杯(1600万)で勝利を挙げ、その後はキーンランドC(GⅢ)2着、京阪杯(GⅢ)1着とスプリント重賞で好走している。ダノンスマッシュの父ロードカナロアは、3歳時の京阪杯で重賞初制覇を遂げ、4歳緒戦となったシルクロードSも制し、同年秋にはスプリンターズS(GⅠ)、香港スプリント(GⅠ)を制したが、ダノンスマッシュは父と同じように京阪杯→シルクロードSを連勝して、スプリント路線の主役候補に名乗りを上げることができるかどうか。ロードカナロア産駒は、淀短距離S(L)2着のアンヴァル(牝4歳、栗東・藤岡健厩舎)も登録しており、シルクロードSの父子制覇なるか注目される。なお、ダノンスマッシュには北村友騎手、アンヴァルには松山騎手が騎乗する予定。