6日に実施された今年最初の3歳重賞シンザン記念(GⅢ)はヴァルディゼールが勝ち、レース史上初めて1戦1勝馬が優勝した。12日に実施されるフェアリーS(GⅢ)には、アクアミラビリス(栗東・吉村厩舎)、グレイスアン(美浦・斎藤誠厩舎)、シトラスノキセキ(美浦・加藤征厩舎)、スカイシアター(美浦・高柳瑞厩舎)、ラフェリシテ(栗東・須貝尚厩舎)と5頭の1戦1勝馬が登録している(7日現在、5頭は抽選対象)。また、14日に実施される京成杯(GⅢ)の登録馬では、フェアリーSにも登録しているグレイスアンに加え、ヒンドゥタイムズ(牡、栗東・斉藤崇厩舎)、ラストドラフト(牡、美浦・戸田厩舎)が1戦1勝という成績。京成杯は1961年に創設され、今年で59回目を迎えるが、1戦1勝馬が優勝したことはない。Vなら、レース史上最少キャリアでの優勝となる。