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「装蹄競技大会」開催、装蹄技術と知識を競う

2011年04月10日 21時42分

北海道日高装蹄師会が主催する「第17回装蹄競技大会」が3月29日、浦河町のJRA日高育成総合施設軽種馬装蹄所で開かれ、5名の若手装蹄師が装蹄技術や知識を競った。
同大会は馬産地の装蹄師のレベルアップを図る目的と、10月に栃木県で行われる全国大会の予選を兼ねたもの。1995年から毎年開催されている。
今年は73名の会員のうち、23歳から34歳までの装蹄師が参加。東日本大震災の影響で3名が辞退し、当初より参加者が減ったが、「辞退した人の分まで頑張ろう」と参加選手は日頃の技術を披露した。
競技は、3分6の鉄の棒(鉄かん)から前後各1個の蹄鉄を作製する「単独造鉄(新標準蹄鉄07)」、判断用馬の蹄や脚の状態から装蹄方法を記入する「装蹄判断」、競技用馬の装蹄用の造鉄前後各1個を作製し、装蹄を行う「装蹄」の3種目。参加者はハンマーで蹄鉄を整形するなど、自らの技術を駆使して懸命に取り組んだ。
厳正な審査の結果、浦河町の大東正史装蹄師が初優勝。上位4名が全国大会への切符を手にした。

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