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「JBBA研修」開講式、33期生12名が入講

2011年04月10日 21時42分

JBBA日本軽種馬協会の生産育成技術者研修「2011年(第33期生)開講式」が4月5日、新ひだか町のJBBA静内種馬場研修所で開かれ、12名の若者がホースマンへの入り口に立った。
同研修は1990年に開講。「世界に通用する強い馬づくりのためには育成技術者の養成が不可欠」として行われている。研修期間は1年で、馬学といった講義、基本馬術などの実技、牧場実習などを通し、軽種馬の生産育成に関する基礎知識や騎乗技術などを学んでいく。
第33期生は応募総数40名から選考試験を突破した18歳から24歳までの12名(男性9名、女性3名)。福岡、京都、東京、千葉、埼玉、群馬、福島、青森など全国から、1年間の研修を乗り切ろうとバイタリティ溢れる若者が集まった。
開講式では研修生12名を紹介した後、中西信吾場長が入講を許可。河野洋平JBBA会長からは「研修中は健康に留意し、ホースマンとしての研鑽に努め、1年後には一人も欠けることなく晴れやかな笑顔で修了式を迎えられることを願っています。そして、厳しい生産界に新たな活力をもたらす原動力になってください」というメッセージが届けられた。
最後に研修生を代表して千葉県出身の葛西萌さんが「我々33期生一同は、経験のあるなしにかかわらず一から馬のことを学び、そして愛し、強い馬づくりを目指し努力することを誓います」と力強く宣誓。出席した来賓や家族、教官たちを前に決意を新たにした。

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