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「馬女ネット」講演会開催、肢や蹄を学ぶ

2011年04月03日 20時59分

日高の女性軽種馬関係者で組織する日高女性軽種馬ネットワーク(馬女ネット)の第7回軽種馬技術研修会が3月15日、新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場研修室で開催され、会員ら約20名が「肢や蹄」についての知識を身につけた。
今回の研修会のテーマは「肢や蹄を学ぼう」というもの。講師は装蹄師である田中弘祐JBBA調査役が務めた。
田中調査役は、初歩から知りたいという馬女ネットの意向を受け、蹄の基本的なことを解説。ヒトとイヌとウマの爪のつくりの違いや蹄の名称、肢勢、肢の見方、疾病の治療方法などを分かりやすく説明した。
昔から「蹄なくして馬なし」と言われるように蹄は馬の土台となることから、田中調査役は「母仔ともにバランスのよい蹄を保つことが“強い馬づくり”に大切です」と強調。そのためには「歩様や肢蹄のチェック」「手間暇を惜しまぬアフターケア」「栄養や草地管理、適切な運動」「生産者、獣医師、装蹄師との連携」などが欠かせないとした。

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