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ネオユニヴァース産駒がドバイワールドC制覇

2011年04月03日 20時59分

ネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が3月26日、UAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたG1ドバイワールドC(AW2000m)に優勝する歴史的快挙を成し遂げた。
日本調教馬がドバイの重賞を制したのは、2001年のステイゴールド(G2ドバイシーマクラシック)、06年のユートピア(G2ゴドルフィンマイル)、06年のハーツクライ(G1ドバイシーマクラシック)、07年のアドマイヤムーン(G1ドバイデューティフリー)、10年のレッドディザイア(G2マクトゥームチャレンジラウンド3)に続き史上6頭目。ドバイワールドCには1996年のライブリマウントに始まり、トゥザヴィクトリー、アドマイヤドン、カネヒキリ、ヴァーミリアンなどが挑戦してきたが、14回目、延べ21頭目で悲願の初制覇となった。なお、海外G1制覇は07年のシャドウゲイト(G1シンガポール航空国際C)以来15頭目(18勝目)の偉業。
ヴィクトワールピサの父ネオユニヴァース(牡11歳、父サンデーサイレンス)は03年のG1皐月賞、G1ダービーを制した2冠馬。05年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度から2年連続で3頭のクラシックホースを送り出すなどの活躍を見せている。
種牡馬7年目の今年は種付料400万円でシーズンを送っていたが、産駒が世界最高総賞金額のG1を制した反響は大きく、レース後ほどなく同SSは配合申し込みの満口を発表した。同SS事務局の徳武英介氏は「本当に嬉しいですね。最近は芝だけでなくダートでも実績を残すようになっていましたが、オールウェザーでも結果を出したことで、より配合の可能性が広がりました。これからも頑張ってほしい」と声を弾ませていた。

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