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ヴィクトリアM優勝馬エイジアンウインズに初仔が誕生

2011年03月27日 21時51分

2008年のG1ヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズ(牝7歳、父フジキセキ)の待望の初仔が3月10日、繁殖生活を送る新ひだか町の藤原牧場で元気に産声を上げた。
関係者が待ちわびる中、産まれたのは“キングジョージ”やBCターフ連覇などG1・4勝を挙げたコンデュイット(牡6歳、父ダラカニ)を父に持つ鹿毛の牡馬。予定日より5日ほど遅れたが、母仔ともに順調に毎日を過ごしている。
同牧場の藤原悟郎代表は「普段から手の掛からない繁殖なんですが、お産も初産と思えないほどスムーズでした。子育ても上手ですし、本当に何頭も産んだ経産馬のようです」と母となったG1馬を評価。産まれた産駒についても「初仔にしては大きく、父と母の良いところだけを受け継いでいるように見えます」とニッコリ。大舞台での活躍を夢見ていた。
エイジアンウインズは04年のセレクトセール出身馬。千歳市の社台ファームから上場され、太田美實オーナーに1890万円で売却された。
同期にウオッカ、ダイワスカーレット、アストンマーチャンらがいる近年牝馬最強世代の一頭。重賞初挑戦となったG2阪神牝馬Sを制覇すると、続くヴィクトリアマイルでウオッカらを退けG1タイトルを獲得した。
通算11戦6勝の成績を残し、昨シーズンから同牧場で繁殖入り。今年はキングカメハメハとの配合が予定されている。

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