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宮崎で伝貧発生、九州2歳セール延期に

2011年03月21日 21時40分

JRA日本中央競馬会は3月16日、宮崎県のJRA宮崎育成牧場で馬伝染性貧血(伝貧)の陽性馬が確認されたとして、3月28日に予定していた「JRA育成馬展示会」の中止と、翌29日に開催予定だった鹿児島県軽種馬協会主催の「九州3月トレーニングセール/サラブレッド2歳」が延期されたことを発表した。
伝貧に感染していたのは乗用馬1頭。定期検査で陽性反応が出たため、家畜伝染病予防法に基づき安楽死処分された。ほかの繋養馬41頭は陰性だったが、4月5日に再検査が行われる。
伝貧は家畜伝染病予防法に基づく家畜伝染病で、馬特有のウイルス性の病気。アブやサシバエなどの吸血によって血液中のウイルスが伝播し、感染馬は貧血と高熱を繰り返し、最後はへい死する。国内では1993年に岩手県で2頭が感染して以来18年ぶりという。

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