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2冠馬サニーブライアンが死亡

2011年03月21日 21時40分

1997年の2冠馬で、浦河町のうらかわ優駿ビレッジAERU(アエル)に繋養されていたサニーブライアン(セン17歳、父ブライアンズタイム)が3月3日午後10時、疝痛のため死亡した。
同馬の競走成績は10戦4勝。97年のG1皐月賞とG1ダービーで逃げ切り勝ちを演じ、92年のミホノブルボン以来となる皐月賞、ダービーの2冠を達成した。
現役引退後の98年に新冠町のCBスタッドで種牡馬入りし、2001年にNAR2歳新種牡馬チャンピオンのタイトルを獲得。04年からは新ひだか町(当時・静内町)のアロースタッドで繋養されていたが、07年10月に種牡馬登録を抹消され、BTC軽種馬育成調教センターの助成を受けて余生を送っていた。代表産駒にカゼニフカレテ(G3愛知杯)、グランリーオ(G3中日新聞杯)がいる。
同馬を管理していた、うらかわ優駿ビレッジAERUでは「功労馬の中で一番やんちゃな性格だった。年齢も若く、まさかの気持ちでいっぱい。今はただ、安らかに眠ってほしいです」と冥福を祈っていた。なお、5月20日まで同馬が使用していた馬房に祭壇を設け、ファンのお参りや供花に応じるという。

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