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東京大賞典優勝馬アジュディミツオーの初仔が誕生

2011年03月21日 21時40分

2004年、05年の東京大賞典優勝馬アジュディミツオー(牡10歳、父アジュディケーティング)の初仔が2月2日、日高町の新生ファームで誕生した。
待望の初産駒は母ミスプロ(牝4歳、父アフリート)との鹿毛の牝馬。予定日より2週間ほど遅れて関係者をヒヤヒヤさせたが、すでに生後1カ月が経ち順調に成長している。
同ファームスタッフは「母も初産だったため時間が掛かりましたが、父に似た良い馬が産まれました」と高評価。小雪舞う放牧地で仲良く寄り添う母仔に目を細めていた。
アジュディミツオーの競走成績は27戦10勝(うちJRA4戦、海外1戦)。デビューから無傷の4連勝で東京ダービーを制し、その後も東京大賞典2回、帝王賞、川崎記念、かしわ記念とダートG1・5勝を挙げ、05年、06年と2年連続でNAR年度代表馬に輝いた。4歳時の05年には地方所属馬として初めてG1ドバイワールドCに出走。世界の強豪相手に6着と健闘した。
昨シーズンから父アジュディケーティングと同じ、新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入り。初年度は41頭に種付けした。ダートチャンピオンサイアーの後継として産地の期待は大きい。

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