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フットケアの基本を学ぶ研修会、開催(新冠、白老)

2011年03月06日 21時50分

JFA日本装蹄師会主催による「あなたにもできる!愛馬を守るフットケアの基本」と題した研修会が、新冠町の新冠レ・コード館で2月16日に、白老町のJBBA日本軽種馬協会胆振種馬場で17日に、2日間にわたって開催された。
この研修会はJBBAの軽種馬経営高度化指導研修事業の肢蹄管理技術研修の一環。JFA装蹄教育センターの森達也氏と富山琢磨氏、JBBA静内種馬場の田中弘祐氏が講師を務め、「ウマの肢蹄の機能や立ち方、幼駒の肢曲がりやその矯正方法の基本」「蹄葉炎など蹄病の早期発見」「日常のフットケア」といったフットケアの基本を、それぞれの分野から詳しく説明した。
研修会では蹄の構造、機能、役割といった基礎から、馬の走りの特性、体形や立ち方、肢勢、蹄の疾患などについて、スライドとテキストを交えて解説。「蹄なくして、ウマなし」と古来から言われる由来や蹄の重要性を説いた。
講師たちは「現場では日々のチェックが何より大切」と口を揃え、裏掘りと蹄洗、チェックするポイントを伝授。異常を見つけた時は、獣医師、装蹄師と連携を密にして“三位一体”となって取り組んでいくことを提唱した。
研修会当日は2会場とも近隣の生産育成関係者が多数出席。配布された資料をもとにエキスパートの話を熱心に聴講していた。

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