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2011年度「開催日程」決定、ホッカイドウ競馬

2011年02月27日 21時47分

HRA北海道軽種馬振興公社はこのほど、2011年度のホッカイドウ競馬の開催日程を発表した。開幕日はゴールデンウイーク中の4月29日。11月17日までの全15開催80日間を予定し、すべてナイターで行われる。
ホッカイドウ競馬は昨年度、存続の絶対条件であった単年度赤字脱却と収支均衡を達成。向こう5年間の存続が決まった。11年度の発売目標額は112億6000万円(前年度実績112億9000万円)。新たな計画の初年度となることから収支構造の安定に向け、魅力ある番組提供と、道内のみならず首都圏へのレース情報の提供などにより、道外・インターネット発売の拡大、共同馬券発売システムの運用開始による収益確保を図る。加えて、経費節減にも徹底的に取り組む。
具体的には、発売対策として、馬産地の優位性を活かした2歳新馬戦や重賞競走の充実、南関東圏などへのレース情報の提供による発売拡大。また、発売拡大に向けたファンサービスの実施、共同馬券発売システムによる他地方競馬の発売拡大を目指す。さらに入札方式や契約方法の点検・見直しによる更なる経費の縮減を図る。そのほか、他主催者競馬との場間場外発売も行い、ホッカイドウ競馬の非開催日には他場を年間268日間発売し、ホッカイドウ競馬80日間と併せて実日数ペース348日間の発売を行う。
JRA認定競走は全国最多の180レースを予定。2歳未勝利戦はJBCジャパンブリーダーズカップ協会の支援により、1着賞金が20万円から30万円に増額される。重賞競走は今年度からコスモバルク記念(5月5日)を新設。G3北海道スプリントC(6月16日)、G2ブリーダーズゴールドC(8月11日)、G3エーデルワイス賞(10月13日)、G3北海道2歳優駿(11月10日)のダートグレード競走を含めた22重賞が行われる。人気種牡馬の種付権利が副賞となるスタリオンシリーズ競走も例年同様、JBC協会の支援により実施される。
同競馬の舞台となる門別競馬場には現在、約480頭の2歳馬が在厩。4月29日の開幕に向け、厳寒の中、早朝から調教が積まれている。

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