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池江泰郎調教師、ラストランは6着

2011年02月27日 18時03分

2月28日をもって引退する池江泰郎調教師(69歳、栗東)は、27日(日)の中山競馬第11Rのリルダヴァル(6着)が管理馬のラストランとなった。79年10月1日に開業し、初出走は同年10月7日。通算成績は6768戦845勝。そのうち重賞は70勝で、G1はメジロデュレンでの86年菊花賞、87年有馬記念、ラッキーゲランでの88年阪神3歳S、メジロマックイーンでの90年菊花賞、91、92年春の天皇賞、93年宝塚記念、トゥザヴィクトリーでの01年エリザベス女王杯、ノーリーズンでの02年皐月賞、ゴールドアリュールでの03年フェブラリーS、ディープインパクトの05年クラシック三冠、06年春の天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念の計17勝。
池江郎師:この世界に入って55年、多くの人の支えでここまでこれました。感謝しています。最後の勝利が小倉だったことは、九州出身の自分に対するプレゼントをもらった気がします。また、たくさんの思い出が詰まっている中山競馬場で最後のレースを迎えたことは何か縁があったのでしょう。ディープインパクトが引退したのもここでした。今日のすべてのレースを終え、やりつくしたという気持ちです。今日は勝負の日でしたので、2~3日したら引退の実感がわいてくると思います。まずはゆっくりしたい気持ちもありますが、自然と馬のにおいがするところに戻ってくるのではないかと思います。ファンの皆様には花束をもらい、あたたかい声援も頂き、次の人生でも頑張れよという励ましをもらった気がします。ファンあっての競馬ということを忘れないで欲しいと思います。

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