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坂口正大調教師、ラストランは9着

2011年02月27日 17時42分

2月28日をもって引退する坂口正大調教師(70歳、栗東)は、27日(日)の阪神競馬第12Rのシュテルンターラー(9着)が管理馬のラストランとなった。76年3月1日に開業し、初出走は同年3月7日。通算成績は7285戦686勝。そのうち重賞は27勝で、G1はマヤノトップガンでの95年菊花賞、有馬記念、96年宝塚記念、97年天皇賞(春)、キングヘイローでの00年高松宮記念、ピースオブワールドでの02年阪神JF、デュランダルでの03年スプリンターS、03、04年マイルCSの9勝。
坂口大師:無事に今日を迎えられてホッとしています。引退することはあらかじめ分かっていましたので寂しい気持ちや名残惜しい気持ち、やり残したこともなくスッキリしています。とにかく無事に終われて良かったです。最後のレースを終えてもファンの皆さんがたくさん残っていてくれて本当に感謝の気持ちで一杯です。これまで調教師をしてきた中でいろんな馬に出会ってきましたが、一番印象に残っているのはマヤノトップガンです。開業してしばらくは、なかなかG1を獲れませんでしたが、菊花賞をマヤノトップガンで勝ってからは大きなレースを続けて獲れるようになりました。そのような意味でも非常に印象に残っている馬です。今後は厩舎にいた馬や事故死した馬のために、時間があれば彼らの生まれた牧場を回ってみたいと思います。それが供養の代わりになればと思います。これまで本当にありがとうございました。

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