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野元昭調教師、ラストランは10着

2011年02月27日 17時31分

2月28日をもって引退する野元昭調教師(70歳、栗東)は、27日(日)の阪神競馬第12Rのマイネルセラーノス(10着)が管理馬のラストランとなった。80年10月1日に開業し、初出走は同年10月4日。通算成績は7233戦450勝。そのうち重賞は12勝で、G1はリンデンリリーでの91年エリザベス女王杯と、エイシンデピュティでの08年宝塚記念の2勝。
野元師:調教師としての31年間で最も思い出に残っている馬は、やはりリンデンリリーです。当初、見込みが無いといわれていた馬を無理を言って購入していただき、新馬戦に勝利した時の気持ちは、今も忘れることができません。その後も1位入線しながらの降着や骨折からの復帰、何とか出走できたローズSでの勝利、また、私自身初めてのG1勝利となったエリザベス女王杯、そのエリザベス女王杯のレース中に故障し、引退することになるなど、良い思い出も悪い思い出もたくさんあった本当に印象深い馬でした。
これからは、今までお世話になった皆様に改めて感謝しながら、一人の競馬ファンとして競馬を、そして息子(野元昭嘉騎手)を応援させていただきます。本当に長い間お世話になりました。

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