2月28日をもって引退する須貝彦三調教師(70歳、栗東)は、27日(日)の小倉競馬第10Rのリバートップガン(15着)が管理馬のラストランとなった。76年3月1日に開業し、初出走は同年3月14日。通算成績は7179戦506勝。そのうち重賞は18勝で、G1はファンドリナイロでの78年中山大障害(春)と、ヒカリデユールでの82年有馬記念の2勝。
須貝彦師:これまでの競馬人生が走馬灯のように駆け巡っています。減量騎手の頃は寝る間もなく馬の世話や厩舎の用事などを頑張っていました。当時は苦しかったですけれど、今はいい思い出です。調教師になってすぐ、経験もなく若かった時にヒカリデュールやファンドリナイロと出会えたことも思い出のひとつです。今は無事に調教師を引退できたことを幸せに思います。息子(須貝尚介師)も苦労して調教師として頑張っていますので、陰ながら応援したいと思っています。これまで長い間、応援していただいたファンの皆様、ありがとうございました。