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高橋成忠調教師、ラストランは16着

2011年02月27日 15時15分

2月28日をもって引退する高橋成忠調教師(70歳、栗東)は、27日(日)の阪神競馬第7Rのケイエスショークン(16着)が管理馬のラストランとなった。78年7月1日に開業し、初出走は同年7月15日。通算成績は7948戦524勝。そのうち重賞は16勝で、G1ではメイショウサムソンで07年に天皇賞春秋制覇を果たしている。
高橋成師:父に連れて行ってもらった京都競馬場で馬に惹かれたのがキッカケで、中学校を卒業してすぐに東京の馬事公苑で騎手の養成を受けました。馬に触ったこともなくて不安が大きかったことを覚えています。競馬に携わって50年以上になりますが、いい思い出もたくさんありますが、苦労した思い出や残念な思い出もたくさんあります。メイショウバトラーは牝馬ながら11歳まで一緒に最後まで頑張ってくれて、思い入れの深い馬の一頭です。メイショウサムソンを預かることになって期待に応えるために頑張ったことも思い出のひとつです。馬主さんや競馬ファンの皆様には騎手時代から応援していただいた方も多く、深く感謝しております。皆様に助けられて今日を迎えることができました。私が競馬の発展に務めることができたかどうかはわかりませんが、今後は競馬を外から応援していきたいと思います。息子(高橋義忠師)が調教師としてスタートしますが、人と馬とのつながりを大切に、皆様の期待に応えられるように頑張って欲しいです。

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