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宝塚記念が「ブリーダーズカップチャレンジ」の対象競走に

2011年02月23日 13時23分

ブリーダーズカップ協会からの提案により、2011年から宝塚記念(G1)が「ブリーダーズカップチャレンジ」の対象競走となり、優勝馬には「ブリーダーズカップターフ(G1)」出走に対して優先出走権等の特典が与えられる。
【宝塚記念競走優勝馬に与えられる特典】
〔ブリーダーズカップ登録(種牡馬登録・産駒登録)されていることが条件〕
1.当該年の優先出走権が付与される。
2.当該年の出走登録料90,000米ドル(約7,650,000円)が免除される。
3.当該年の輸送費補助として20,000米ドル(約1,700,000円)が提供される。
【2011年度「ブリーダーズカップターフ(G1)」の競走条件】
◎開催日:11月5日(土)
◎開催場:チャーチルダウンズ競馬場
◎距離:芝2400m
◎1着本賞金:162万米ドル(約1億3800万円)
【その他(ブリーダーズカップ種牡馬登録・産駒登録について)】
◎新種牡馬登録システム
2011年より、北半球(北米以外)で繋養されている種牡馬は毎年公示種付料の50%を支払うことにより種牡馬登録をすることができる(登録期間は6月30日まで)。2011年に種牡馬登録した特典として、2011年に産まれる当歳および2011年に受胎し2012年に産まれる産駒すべてが登録料なしで産駒登録される。
◎2011年度限定ブリーダーズカップ産駒登録システム
2011年2月1日から6月30日までの期間に限り、ブリーダーズカップ産駒登録がなされていない馬を対象に、2011年種牡馬登録を済ませた種牡馬の産駒であれば、以下の登録料で特別に現役馬登録ができる。
1.3歳以上馬:25,000米ドル(約2,125,000円)
2.2歳馬:6,000米ドル(約510,000円)
3.1歳馬:3,000米ドル(約255,000円)
※通常の現役馬登録の費用は100,000米ドル(種牡馬登録有り)または200,000米ドル(種牡馬登録なし)
◎ブリーダーズカップ諸競走及びブリーダーズカップチャレンジ競走の概要
平成23年春に全概要について発表される予定。
【関係者コメント】
ブリーダーズカップ協会 グレッグ・アヴィオリ理事長兼CEO:世界の主要競走のひとつである日本の宝塚記念競走が今年度のブリーダーズカップチャレンジ競走に加わったことを光栄に思います。このたび日本ではじめてのブリーダーズカップチャレンジ競走が誕生することになり、JRAの土川理事長をはじめ、関係者の皆様のご尽力に感謝いたします。
JRA日本中央競馬会 土川健之理事長:世界の主要競走とともに宝塚記念競走が日本の競走ではじめてブリーダーズカップチャレンジ競走になったことを非常にうれしく思っております。宝塚記念競走の歴代優勝馬はいずれもすばらしい馬であり、今年の宝塚記念優勝馬がブリーダーズカップターフに出走し、好成績を収めることを期待してやみません。ブリーダーズカップターフの優勝馬はジャパンカップの褒賞金交付対象としておりますが、このたびジャパンカップの優先出走権を付与することにしました。ブリーダーズカップ協会との提携がアメリカと日本の競馬のみならず、世界中の競馬の発展と活性化に寄与することを切に願っております。

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