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ブリーダーズSS展示会、新種牡馬など19頭をお披露目

2011年02月20日 21時51分

“展示会ウイーク”の最終日となった2月17日、日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬展示会が催された。4日連続開催の締め括りは生憎の雨模様となったが、意欲的な軽種馬関係者約350名が足を運び、同SS自慢のトップサイアーたちの動きを注意深く見つめた。
昨年1158頭の配合牝馬を集め、2年連続で日高地区最多の種付頭数を記録したブリーダーズSS。“Leap into the World”(世界への飛躍)を目指す今シーズンの展示会では、繋養馬全19頭が元気に顔を揃えた。
期待のニューカマーはマイル重賞2勝のマルカシェンク。大種牡馬サンデーサイレンスの最終世代として、いまや貴重な後継となった。柔らかな身のこなしは父譲り。この日一番の視線を集めた。
引き続いて、新入厩馬のデュランダル、凱旋門賞2着馬の父ステイゴールド、マイル王を送り出したエアジハード、2歳ダート王者を輩出したグラスワンダー、エンドスウィープの成功後継スウェプトオーヴァーボード、初産駒デビューを迎えるアサクサデンエン、スターキングマンらが揃い踏み。各種牡馬ともシーズンに向け準備万端の構えを見せた。
各種馬場の展示会を駆け足で回った生産者は「どの種牡馬も素晴らしい出来だった。あとは繁殖との相性と予算を考えて配合を決めたい」としたり顔。パンフレット片手に思いを巡らせていた。

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