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皐月賞馬ヴィクトリーの初産駒が誕生

2011年02月20日 21時50分

2007年の皐月賞馬ヴィクトリーの初産駒が2月2日、同馬の生まれ故郷である安平町のノーザンファームで誕生した。
予定日の1月21日から12日遅れて産まれたのは、母にシュガーエンジェル(牝18歳、父サンデーサイレンス)を持つ黒鹿毛の牝馬。祖母はG2・4歳牝馬特別・西を制したダイナシュガーで、おじにはムッシュシェクル(G2阪神大賞典)、シクレノンシェリフ(G3毎日杯)がいる、同ファーム所縁の牝系だ。
「牝馬ですが、大きめでしっかりしたヴィクトリーらしい仔が産まれました。頑張ってほしいですね」と期待するのは同ファーム事務局の中尾義信氏。放牧地を颯爽と歩く姿に目を細めていた。
ヴィクトリーの競走成績は16戦3勝。田中勝春騎手を背にG1皐月賞を制し、大種牡馬ブライアンズタイムが送る9頭目のクラシックウイナーとなった。
昨シーズンから安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活をスタート。半兄にリンカーン(G2阪神大賞典、種牡馬)、おじにフサイチコンコルド(G1ダービー、種牡馬)、ボーンキング(G3京成杯、種牡馬)といった種牡馬がいる“サイアーオブサイアーズ”として関係者の評価が高く、初年度は40頭の種付頭数を記録している。

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