2/9、2009年のG1ドバイワールドCを制したウェルアームドの引退が陣営から発表された。2009年8月のG2サンディエゴH8着後の左前肢骨折や体調不良が重なり長期にわたって戦線離脱。復帰に向けて調整されていたが、腱を傷めたため陣営が引退を決断した。今後はオーナーの1人、ビル・キャスナー氏がテキサス州に所有する牧場で余生を送る。ウェルアームドはG1ドバイワールドCを逃げ切り勝ち。翌年の同レースを制することになるグロリアデカンペオン以下にレース史上最大着差となる14馬身もの大差をつける圧勝を飾っていた。通算成績24戦7勝。2008年のG1米グッドウッドSも制しており、G1は2勝を挙げた。