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義経神社で「初午祭」、人馬の安全を祈願

2011年02月14日 19時38分

平取町の義経神社で2月8日、「初午(はつうま)祭」が行われ、約200名の軽種馬関係者が人馬の無病息災と活躍を祈願した。
初午祭は、同神社が祭る源義経が騎馬武者として馬を大事にした故事と、日高地方が馬産地であることから執り行われてきた伝統行事。毎年2月の初午の日に開催され、今年で39回目を迎える。
参列者は神馬とともに境内を一周して神殿で祈願。矢刺しの神事では年男の川上満平取町長が行事者となり、馬上から今年の鬼門である「酉(とり)」=西の方角へ破魔矢を3本放った。
矢を拾うと今年一年幸運が訪れるといわれることから、参列者は矢へ一目散。1本目を拾った日高町のベーシカルコーチングスクール勤務の松橋久美子さんは「牧場の馬が活躍してくれたら嬉しい」と笑顔を振りまいた。
川上町長は「とても緊張しましたが、皆様の愛馬の無病息災と町民が平穏無事に過ごせるよう祈って矢を射ました」と晴れやかな表情。堂々とした姿で大役を果たした。

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