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エンパイアメーカーがJBBA静内種馬場に到着

2011年02月14日 19時38分

JBBA日本軽種馬協会が導入した期待の新種牡馬、エンパイアメーカー(牡11歳、父アンブライドルド)が2月3日朝、繋養先となる新ひだか町のJBBA静内種馬場に到着した。
同馬の競走成績は米8戦4勝。ファニーサイドの三冠を阻止したG1ベルモントSのほか、G1フロリダダービー、G1ウッドメモリアルSを制した。
2004年に米国で種牡馬入りすると産駒は大活躍。パイオニアオブザナイル(G1サンタアニタダービー)、アコマ(G1スピンスターS)など、デビューした4世代から5頭のG1ウイナーを送り出す成功種牡馬として名を馳せている。
ニューフェイスのスタッド入りには中西信吾場長を筆頭に同種馬場スタッフが出迎え。馬運車から降ろして馬体や歩様をチェックし、無事の到着を確認した。馬装を取りベールを脱いだ姿は存在感十分。初めて目にしたスタッフからは溜め息がもれた。
到着時の馬体重は591キロ。輸送で少し減ったが、中西場長は「現役時代からずっと追い求めていた種牡馬を導入できてとても嬉しく思う。伸びのある柔らかな馬体は惚れ惚れしますね。競走成績、種牡馬成績、母系とすべてが優秀。本当に楽しみです」と目を輝かせていた。
なお、今シーズンの配合申し込みはすでに満口。200頭以上の交配が予定されているという。

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